北海道神宮 北海道神宮
札幌まつり
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札幌まつり
あゆみ
あゆみ  北海道神宮(札幌神社)は明治4年5月14日付けで国幣小社(こくへいしょうしゃ)に列せられ、同5年2月25日「6月15日をもって例祭日」に決まりました。しかし、この年は幣帛(へいはく)が不着のため7月7日、例祭に替わって小祭祀(しょうさいし)が執行され、翌6年の例祭は改暦のため7月9日(旧暦6月15日)に斎行されました。同年7月29日には全道民に「当日は休暇とし、参拝または遙拝するよう」にと布告が出されました。同7年から新暦6月15日に例祭が行われるようになりました。
 明治11年6月15日の例祭には、札幌中教院・神道事務局(現在の北海道神宮頓宮=中央区南2条東3丁目)開設の神事が斎行され、札幌神社の祭神と中教院の四神の神霊をそれぞれに招き、神輿一基が市街地をご巡幸した。これが渡御(とぎょ)の始まりです。
 そしてこの年8月、伊藤博文卿へ正式に「札幌神社神輿市中巡幸之儀願」を提出し10月承諾の指令が届きました。12年の例祭から市民は札幌神社の鳳輦をお迎えする事になりました。やがて神幸(しんこう)を各辻々に奉迎する意味で山車が始まり、神幸の順路は頓宮までの往復を基本とし、神幸祭は年々華麗なものとなり、行列にも種々の工夫が凝らされました。
あゆみ 渡御
渡御 「ピーヒャラドンドン」「ピーヒャラドン」・・・・、笛や太鼓の音が、シンボルのライラック、白いアカシヤが咲き乱れる札幌の街に流れ、夏の訪れを告げます。6月15日北海道神宮例祭が始まり、16日は万燈(まんど)のお囃子を先頭に猿田彦、勤王隊が続き、鳳輦四基を中心に総勢およそ1,200人の行列が緑濃き街に平安絵巻を繰り広げられます。
■宵宮祭 6月14日午後6時
■例 祭 6月15日午前10時
■渡 御 6月16日午前9時


渡御
北海道神宮社務所